2018年2月8日(木)
注目を集める将棋界
私は、今こそ囲碁ばかりやっていて、将棋をやることがほとんどないのですが、最初にルールを覚えたのは将棋でした。
新聞等ではよく将棋と囲碁が一緒に掲載されていますが、将棋のルールを覚えてからは、将棋の方だけを見ており、囲碁の方は「オセロと似ているけどルールはよくわからない、何だか難しそう」という印象を持っているだけでした。
ところが、何かをきっかけに囲碁もやってみようと思い、手を出し始めたところ、どんどんはまっていってしまい、小学生の高学年の頃には、ネット碁をひたすら打つようになっていました。
そのような流れで今に至り、囲碁しかやっていないのですが、元々は将棋から覚え始めたこともあって、将棋界の動向も時々チェックしています。
最近の将棋界では、藤井聡太さんが活躍され、世間の注目を浴びています。昨年は、デビューから無敗の29連勝で歴代最多連勝記録を更新しました。残念ながら次の対局で負けてしまい連勝はストップしてしまいましたが、その後の戦績も素晴らしく、2月1日付けで既に5段に昇段しています。これでまだ中学生というのですから驚くばかりです。
また、羽生善治さんも渡辺竜王を破り竜王位を獲得するとともに、史上初の永世七冠となりました。これもビッグニュースでした。ちなみに「永世」の称号は、規定の回数以上のタイトルを獲得した棋士に与えられる称号で、永世七冠ということは、七つのタイトル戦で何度もタイトルを獲得したということを意味します。
さらに「神武以来の天才」と呼ばれる加藤一二三さんは、「ひふみん」の愛称で親しまれ、現役引退されたものの、引退後もバラエティ番組等で大活躍されています。
囲碁界も井山裕太九段など素晴らしい棋士は多数いらっしゃいますが、上記のとおり、最近は将棋界の方が盛り上がりを見せているのは間違いないでしょう。
個人的には将棋界が盛り上がっていることも嬉しく思いますが、囲碁界も何かしらのきっかけで盛り上がりを見せて欲しいところです。
(勝本)