2016年7月1日(金)
大山に登らば富士山に登れ,富士山に登らば大山に登れ
7月になりました。今年も後半戦に入りますね。
梅雨もそろそろ開けそうですし,いよいよ夏がやってきます。(関東の水不足は心配ですが・・・)
ちなみに,今日7月1日は富士山の山開きです。ご来光を仰ごうと100人ほどの登山客が訪れたそうです。
さて,富士山といえば大山です。(答えは後で)
大山と聞くと,鳥取県の大山を思い浮かべる方もいるかもしれません。
同じ大山でも,鳥取県の方は「だいせん」と読みますが,ここで話題にするのは「おおやま」です。
大山(おおやま)は,神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市をまたぐ標高1,252mの山です。
小田急伊勢原駅からバスで30分ほど行くと「大山ケーブル」のバス停に到着します。そこから,ケーブルカー乗り場(大山ケーブル駅)までは,お土産屋や食事処が並ぶ「こま参道」を15分ほど歩きますが,「こま参道」には豆腐屋もあり,「大山とうふ」は名物となっています。
大山(おおやま)は,江戸時代から信仰の山として人気の山だったそうです。
また,「雨乞いの山」でもあり,私が行った時も雨が降っていました・・・(それは,雨男だから!?)
なお,先ほどの大山ケーブル駅からケーブルカーに乗ると阿夫利神社駅まで行くことができます。
この阿夫利神社には,大山祗神(おおやまつみのかみ)が御祭神として祀られているそうです。
大山祗神(おおやまつみのかみ)には娘がいて,木花咲耶姫神(このはなのさくやひめのかみ)というそうです。
木花咲耶姫神(このはなのさくやひめのかみ)はどこに祀られているかというと・・・
そうです。富士山にある富士山本宮浅間大社という神社なのです。
大山(おおやま)に父が祀られ,富士山に娘が祀られていることから,大山(おおやま)と富士山は父娘の関係にあるのです。
大山(おおやま)が富士山のお父さんだったとはねえ・・・
(小林)