2016年9月19日(月)
司法試験の合格発表
今月の6日、司法試験の合格発表がありました。
今年の合格者は1583人ということで、合格された皆様、おめでとうございます。
私は、講師として司法試験の受験指導にも携わっておりまして、多くの受験生から合格報告をいただき、大変嬉しく思いました。受験生は司法試験に合格するために何年もかけて必死に勉強し続けてきていますから、その努力の成果が報われた合格の瞬間の喜びというものは何物にも代えがたいものでしょう。
残念ながら不合格だった方もいらっしゃいました。1583人という多くの合格者がいるとはいえ、合格率は22.9%であり、8割近くの受験生が不合格となるため、やはり難しい試験です。
司法試験は試験日から合格発表日まで4か月程度期間が空いています。そのため、不合格となった方も落ち込んでばかりはいられず、8か月後に控えた次の司法試験に向けた準備をしなければならず、精神的には大変辛いものがあります。
また、無事合格した方であっても、すぐに社会に出るわけではありません。以前の記事でもご紹介しましたが、司法試験合格後には、司法修習という研修を1年間受けなければなりません。その司法修習を無事終えてから、ようやく社会人としての生活がスタートすることになります。
合格できた方も残念ながら不合格だった方も、次に目を向けて、頑張っていって欲しいです。
(勝本)