2016年8月29日(月)
囲碁由来の言葉
1.近況
先日、囲碁会に参加をし、インストラクターの方と対局をしてきました。
結果は、20目程度足りず、負けてしまいました。
中盤戦では、中央の大石を取ることができ、そこまでは優勢だったかと思うのですが、その後、上手く打ち回されてしまい、結局、大差になってしまいました。
また、来月、対局する機会があると思いますので、次回こそは勝ちたいと思います。
2.囲碁由来の言葉
さて、今回は、囲碁の慣用句を少し紹介してみようと思います。普段、何気なく使っている言葉でも、実は囲碁に語源があるものは少なくありません。
例えば、「一目置く」という相手に経緯を表するときに使う言葉。これは、囲碁の対局で、弱い人と強い人が対局するときに、弱い人がハンデとして先に石を置くことから生まれた言葉とされています。
また、「駄目」という用をなさない状態や効果がないことを指すときに使う言葉。これは、囲碁において、自分の陣地にも相手の陣地にもならない場所のことを「駄目」といったことから生まれた言葉とされています。
他にも「死活問題」という生きるか死ぬかとい状態を指すときの言葉。これも、囲碁においては、石を取ったり取られたりするのですが、石を取られてしまう状態にあることを「死に」といい、石を取られない状態にあることを「生き」といったことから、生まれた言葉とされています。
他にも、囲碁が由来とされている言葉は多く存在します。
囲碁は頭の体操になりますし、よくテレビや新聞などに出ている19路盤という大きい碁盤以外にも9路盤や13路盤という小さい碁盤もありますから、小さい碁盤からであれば、初心者の方でも気軽に始められると思います。
ぜひぜひ皆さんも囲碁を始めてみてはいかがでしょうか。
(勝本)